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ブログ管理人:田中ゲイリー
東京都出身。東京大学卒業後、都内金融機関にて投資銀行業務に従事。その後、米国へ留学しMBA(経営学修士)を取得。現在は、上場企業にて経営企画業務に従事する傍ら、副業としてITスタートアップにてCFOとして関与。
Blog Author: Gary Tanaka
CFO of the IT venture company (Data Analytics)
Finance / Corporate Planning / Ex. Investment Banker
University of Tokyo (LL.B) |
University of Michigan, Ross School of Business(MBA)
Tokyo, Japan
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書評:『影響力の武器』ロバート・B・チャルディーニ
ずるい人に騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか? 日々のニュースでは、詐欺や悪徳商法のニュースが溢れている。 しかし、学校教育や日々のニュースは注意喚起するばかりで、詐欺師や悪人がどのような心理学的手法を用いているかを教えてくることはない。...
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書評:『アイアンハート』折口雅博
毀誉褒貶相半ばする筆者であり薦めづらい本ではあるが、今後の人生で、ビジネスや起業をを通じて社会を変えたい、成功したいと思っている方々にとっては必見の内容となっている。 この本は筆者のキャリアを通じたビジネス論と、次男の受験を通じた教育論と大きく2つにわけられる。...
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書評:『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン
本書では、ストックホルムの精神科医である筆者が、スマートフォンが人間に与える問題点を、多くのエビデンスと生物学的視点から分かりやすく警鐘を鳴らす本である。 著者は、スマートフォンは現代の中毒性のある「麻薬」と表現する。 使ったことがなければ使わなくても支障はないが、使うと手...
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書評:『トヨトミの野望』『トヨトミの逆襲』梶山三郎
実在の企業・人物を彷彿とさせる内容で、特に豊臣統一は誰をイメージして書かれているかビジネスマンなら誰でもわかるのでニヤリとさせられる。 本作の内容が事実かフィクションかはわからないが、二人の人物を対照的に書くことで、ファミリービジネスの光と闇、それを巡る登場人物を巧みな文章...
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書評:『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海
小説としても面白く、高校野球という青春ドラマを通じて『ドラッカー』の主張の基本的なところを身に着けることのできる一石二鳥の本。 大学生くらいの若者に、おススメの本を聞かれたら「もしドラ」と答えるようにしている。反応としては失笑を買うか、最近の若者は「もしドラ」をそもそも知ら...
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書評:『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』オードリー・タン
リーダーシップによりCOVID-19の封じ込めに成功した台湾。 一方で、接触アプリの通知不具合が放置され、官主導のデジタル活用のお粗末さが露呈したが日本。 この本に書かれているオードリー・タンのビジョンと、日本の現状を対比しながら読むことで、日本が目指すべきもの・足りないも...
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書評:『MONEY』チャールズ・ウィーラン
チャールズ・ウィーランはダートマス大学の経済学者。 彼の代表作は、「経済学をまる裸にする」であり、それには劣るがこの本もなかなか良い。 「経済学を丸裸にする」よりは冗長な印象で、ジョークの切れもいまいちな感じは否めないが、「貨幣の本質的価値」「金本位制」「インフレ」「で売れ...
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書評:『グロービスMBAファイナンス』グロービス経営大学院
財務部や経営陣に限らず、全てのマネージャーが身に着けておくべきファイナンスの知識。 本書では、コーポレートファイナンスを中心にわかりやすく網羅的に解説されている。 他の書籍で、理論的背景や数式を深堀りする前に、専門部署の人間としてではなく、マネージャーとしての視点から、「企...
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書評:『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』ジム コリンズ、ジェリー ポラス
企業は原則的に事業を継続する存在であるはずである。 では、永続する企業を作るためにどうすれば良いか。 永続する企業とは、CEOが後退し、主力商品のライフサイクルが終わっても、永続し続ける企業のことである。 この本は、3M、GE、IBM、P&G、アメックス、ボーイング、ディズ...
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書評:『ワーク・ルールズ! – 君の生き方とリーダーシップを変える』ラズロ・ボック
MBA留学中に、「People Analytics」の授業での教科書に指定されていた本(実際に読んだのは英語版)。 著者のラズロ・ボック氏はマッキンゼー・GEというキャリアを経てグーグルへ入社。 従業員が6,000人から10倍の6万人へと組織が巨大化していく過程で、グーグル...
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書評:『ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』朝倉 祐介
ファイナンスの教科書と思って読むと当たり前の内容ばかりで物足りなさを感じると思うので、あくまでファイナンスの前提知識のない方向けの本という印象。 最近では、ベンチャー企業がマネタイズよりも積極投資により利益を犠牲にしてでも成長を優先するという行為が市民権を得るようになってき...
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書評:『MBAオペレーション戦略』グロービス・マネジメント・インスティテュート
企業のオペレーションを、「CRM」「SCM」「研究開発」「調達」「管理」と5つのモジュールに分解し、それぞれのモジュールを一通り解説した上で、それぞれが連鎖して機能するための仕組みをどのように設計して、効率性と生産性を高めていくかに主眼が置かれている。...
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書評:『グロービスMBAアカウンティング』グロービス経営大学院
初学者レベルのビジネスマンが、「管理会計」と「財務会計」を学ぶ入口としては良い本ではあると思う。 日本の会社法や税制、会計基準に準拠はしているが、詳細な会計ルールを習得するようには構成はされていない点には留意が必要である。...
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書評:『How Google Works』エリック・シュミット
テクノロジーに起因する環境変化が、大企業から消費者へのパワーシフトを引き起こした。 企業が生き残る為にどのようなマインドセットを持つべきか、Googleの会長が新時代のビジネス成功術を伝授してくれる。 インターネットによる情報の民主化により、消費者は商品の選択に必要な情報を...
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書評:『グロービスMBAマーケティング』グロービス経営大学院
古典的なマーケティング理論である「STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)」「マーケティング(4P)」の解説をベースとしつつ、デジタルメディアの進化へ踏まえた顧客とのコミュニケーションについても言及されており、第3版から大きく変化している。...
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書評:『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』 永井孝尚
この本がターゲットとするのは、MBAの専門書の知識を実務に活かしたい人ではなく、専門書や古典的名著を読んで挫折した人。 MBAに関する書籍を紹介していながら、ターゲット層をよりライトな層にずらすことで、この本自身がうまくマーケティング理論を活用しているなという印象。...
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書評:『グロービスMBAマネジメント・ブック』 グロービス経営大学院
本書のタイトルにあるMBAはMaster of Business Administrationの略であり、日本語では「経営学修士」である。 従来の日本では、課長→部長→役員というキャリアパスが一般的であった。 しかし、現代では、経営はそれ自身の専門的な知識を習得すべき対象と...
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