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書評:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』スティーブン・R・コヴィー

更新日:2021年5月7日



全世界で3,000万部売れた人生論の名著であり、私にとっても最も影響を与えた自己啓発書の一冊である。


この本が教えてくれるのは小手先のテクニックではない。「どのように人生で成功するかについての」人生の普遍のルールである。


人格主義によって、人間として素晴らしい成功を収めるためには本書の7つのエッセンスを習慣として身に着けていくということが、著者であるコヴィー博士の強いメッセージである。


コヴィー博士は、現代人が抱える諸問題の本質を捉えて、解決に導く具体的なステップを教えてくれる。

それぞれの習慣はそれぞれが独立したものや順番に並んだものではなく、それぞれの習慣がシナジーを生みながら、『7つの習慣』の総体として読者の人間性を磨き上げていく


①自分の成功(第1~3の習慣)、②みんなの成功(第4~6の習慣)、③自分磨き(第7の習慣)という3つのサイクルを絶え間なく繰り返すことが必要となるのである。


7つの習慣は一度読むだけで全てを理解できるものではなく、人生の中で何度も読み直して繰り返す自分の血肉にしていくものだと思う。



第1の習慣: 主体的である。

第2の習慣: 終わりを思い描くことから始める。

第3の習慣: 最優先事項を優先する。

第4の習慣: Win-Winを考える。

第5の習慣: まず理解に徹し、そして理解される。

第6の習慣: シナジーを創り出す。

第7の習慣: 刃を研ぐ。




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ブログ管理人:田中ゲイリー

東京都出身。東京大学卒業後、都内金融機関にて投資銀行業務に従事。その後、米国へ留学しMBA(経営学修士)を取得。現在は、上場企業にて経営企画業務に従事する傍ら、副業としてITスタートアップにてCFOとして関与。
Blog Author: Gary Tanaka

CFO of the IT venture company (Data Analytics)

Finance / Corporate Planning / Ex. Investment Banker

University of Tokyo (LL.B) |

University of Michigan, Ross School of Business(MBA)

Tokyo, Japan

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